Gnome で Bold や Italic のフォントが選べない

VineSeed の fontconfig では、Bold 体や Italic 体を
含まないフォントであっても擬似的にBold 体や Italic 体
を合成してくれる設定になっている。

でも Gnome の (と言うか GTK の) フォント選択画面は
それとは関係なしに実際にシステムに登録されている
フォントをリストアップしてくれるだけなので、日本語
フォントの多くでは Regular しか選べなくなっている。

で、せっかくの機能が生かしきれてなくてもったいないなぁと
思ったので色々調べてみたところ、bugzilla にぴったり同じ
バグが登録されていた

Bug 319808 - Patch to let pango support artifical italic, bold and bold italic styles for the fonts which don't have these styles.

ヨッシャと思ったので、早速 Vine のパッケージにパッチを
当ててみようと思ったんだけど、よく読むと一部問題がある
みたいで Revert されていた。

どうも Italic 体では無条件に効くのに、Bold 体では fontconfig
に embolden の設定がある時のみ効くらしい。

個人的には、実用上あまり問題にならないと思うんだけど、
果たして Vine のパッケージにバッチを当てて良いものかどうか。

# 悩ましい…。

コメント 2

これと同じようなパッチを昔つかってみたことがありましたが、いまいち動きがおかしくて採用できませんでした。(たぶん作ったのは同じ方)すこし直っているようなので、ちょっとためしてみましたが、Vine Linuxの環境(emboldenの設定はデフォルトですし)で使う限りは問題ないようにおもいます。というわけでパッチを採用してみようとおもいます。(問題があったらrevertするということで。。)
by daisuke (2006-08-01 23:52) 

早速の対応ありがとうございます。
かなりよい感じです。
やっぱりこの方が一般的なユーザーにとっては
自然だと思います。
by kazu (2006-08-02 21:18)