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rpm の spec で使用するマクロの確認方法

rpm を作るときに spec ファイル中で色々なマクロを利用してい
いるんだけど、今まではマクロの内容を確認したい時は、毎回
/usr/lib/rpm/macros の内容をちまちまと読んで調べていた。

これが慣れないうちは結構分かりにくくて大変だったんだけど、
最近知った情報だと、rpm の --eval オプションを使うことで、
これが簡単に確認できるそうだ。

例えば %configure マクロがどのように展開されるのか
確認するとすると、

$ rpm --eval %configure

  CFLAGS="${CFLAGS:--O2 -m32 -march=i386 -mcpu=i686}" ; export CFLAGS ;
  CXXFLAGS="${CXXFLAGS:--O2 -m32 -march=i386 -mcpu=i686}" ; export CXXFLAGS ;
  FFLAGS="${FFLAGS:--O2 -m32 -march=i386 -mcpu=i686}" ; export FFLAGS ;
  ./configure --host=i686-pc-linux-gnu --build=i686-pc-linux-gnu \
        --target=i386-vine-linux \
        --program-prefix= \
        --prefix=/usr \
        --exec-prefix=/usr \
        --bindir=/usr/bin \
        --sbindir=/usr/sbin \
        --sysconfdir=/etc \
        --datadir=/usr/share \
        --includedir=/usr/include \
        --libdir=/usr/lib \
        --libexecdir=/usr/libexec \
        --localstatedir=/var \
        --sharedstatedir=/usr/share \
        --mandir=/usr/share/man \
        --infodir=/usr/share/info

という風に展開されることが分かる。
これを最初から知ってたら、もうちょっと楽だったんだけどね。

# ちなみに rpm の man ページには書いてないんだけど、
# rpm --help するとちゃんと出てくるんだよね…。


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