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rpm の作り方: (2) 前準備

まずはパッケージングしようとするアプリケーションが正しくビルドできるか
どうか確認する必要があるので、ソースを解凍したら、

   $ configure
   $ make
   # checkinstall -R


を実行して、実際にインストールし動作を確認しておく。

その際、ビルドに必要となる追加パッケージや configure の
オプションについても確認しておき、後で spec ファイルに
記述できるよう忘れずにメモしておく。

ちなみに spec ファイルの build セクションに %configure マクロを書いておけば、
自動的に、

./configure --prefix=/usr
                --exec-prefix=/usr
                --bindir=/usr/bin
                --sbindir=/usr/sbin
                --sysconfdir=/etc
                --datadir=/usr/share
                --includedir=/usr/include
                --libdir=/usr/lib
                --libexecdir=/usr/libexec
                --localstatedir=/var/lib
                --sharedstatedir=/usr/share
                --mandir=/usr/share/man
                --infodir=/usr/share/info
(※実際には一行で表示される)


といった標準的なオプションが設定されるようになっている。

これは最近気づいたんだけど、かなり便利。

この他にも色々便利なマクロが /usr/lib/rpm/macros に設定されて
いるので、一度目を通しておくと良いかも。


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