hp2610 を分解 [その他]
今使っているプリンタ複合機の hp2610 には有線 LAN
しか付いてなくて、後になってからもう一つ上位機種の
hp2710 を買えば良かったねぁと後悔していた。
(はがき両面印刷ユニットも付いてたし)
とは言えまだ十分使えるのに買い換えるなんてもったい
ないので、思い切って hp2710のジャンクをオークションで
落札して、自分で分解&流用に挑戦してみることにした。
ちなみに分解の手順はこちら↓
Junk2710を分解・修理
と、そこから紹介されていたこちら↓
How to Clean the Scanner Glass (英語)
を参考にした。
必要なツールはトルクスドライバの T-10 のみ。
まずはオークションで落札した方を分解して、壊れてる
場所を確認してみることに。
最初、スキャナユニットを含む上半分を開けてもインク
カートリッジのロックが下がらないのでいるので、開閉を
検出できていないと思い、スイッチまわりを確認したら、
本体向かって右端にある、上半分がしまった時に押される
板バネが変形しているのを発見。
これを修正してまっすぐにしたら、ちゃんと上半分の開閉
を検出できるようになった。
次にインクカートリッジが入っているのに「右側のインク
カートリッジがちゃんと入ってるか確認しろ」みたいな
メッセージが出っぱなしなので、カートリッジを外して詳しく
見て見たところ、上に書いたリンク先でも説明している、
カートリッジを押さえる針金が脱落しているのを発見。
しかもこれに気づかずにカートリッジを押し込んだせいだと
思われる穴が、カートリッジホルダ側の接点部分のフレキ
シブルケーブルに開いているのに気づいた。
さすがにこれは簡単に直せそうにないので修理は諦めて、
ここから何を流用するか考えた結果、以下を持ってくる
ことにした。
ということで、あとは配線状況を確認しながらジャンク品を
ばらして、必要なパーツを今使っている 2610 に取り付けて
いった。
ちなみに試しにメインの基盤は 2610 のまま、無線 LAN
モジュールとかを全部つないで電源を入れてみたものの、
やっぱり無線 LAN は認識しなかったので、メイン基盤ごと
入れ替えることにした。
ちょっと手間取ったのは無線 LAN モジュールの配線。
向かって右側面のメイン基盤から本体後ろ側をまわって
左手前の方まで来ていたので、同じように取り回すのが
ちょっと面倒だった。
一通り組み終わってから、電源を入れ直してテストページ
を印刷したり、無線 LAN に接続できることを確認したり
して作業終了。
最初にジャンク品で分解のコツを掴んでから、実際に
2610 側を組み上げ終わるまでにトータルで5時間位
掛かった。
人件費ベースで考えるとそんなに安上がりじゃないものの、
なかなかおもしろかった。
# にしても良く考えられた設計だなぁと分解しながら感心した。
しか付いてなくて、後になってからもう一つ上位機種の
hp2710 を買えば良かったねぁと後悔していた。
(はがき両面印刷ユニットも付いてたし)
とは言えまだ十分使えるのに買い換えるなんてもったい
ないので、思い切って hp2710のジャンクをオークションで
落札して、自分で分解&流用に挑戦してみることにした。
ちなみに分解の手順はこちら↓
Junk2710を分解・修理
と、そこから紹介されていたこちら↓
How to Clean the Scanner Glass (英語)
を参考にした。
必要なツールはトルクスドライバの T-10 のみ。
まずはオークションで落札した方を分解して、壊れてる
場所を確認してみることに。
最初、スキャナユニットを含む上半分を開けてもインク
カートリッジのロックが下がらないのでいるので、開閉を
検出できていないと思い、スイッチまわりを確認したら、
本体向かって右端にある、上半分がしまった時に押される
板バネが変形しているのを発見。
これを修正してまっすぐにしたら、ちゃんと上半分の開閉
を検出できるようになった。
次にインクカートリッジが入っているのに「右側のインク
カートリッジがちゃんと入ってるか確認しろ」みたいな
メッセージが出っぱなしなので、カートリッジを外して詳しく
見て見たところ、上に書いたリンク先でも説明している、
カートリッジを押さえる針金が脱落しているのを発見。
しかもこれに気づかずにカートリッジを押し込んだせいだと
思われる穴が、カートリッジホルダ側の接点部分のフレキ
シブルケーブルに開いているのに気づいた。
さすがにこれは簡単に直せそうにないので修理は諦めて、
ここから何を流用するか考えた結果、以下を持ってくる
ことにした。
- 液晶ディスプレイとコントロールパネル
- 無線 LAN モジュール (これは手前左側のスピーカーのすぐ隣についている)
- 無線 LAN のインジケーター LED
- メインの基盤 (本体右側側面)
- はがき両面印刷ユニット (これは元々取り外し可能だけど)
ということで、あとは配線状況を確認しながらジャンク品を
ばらして、必要なパーツを今使っている 2610 に取り付けて
いった。
ちなみに試しにメインの基盤は 2610 のまま、無線 LAN
モジュールとかを全部つないで電源を入れてみたものの、
やっぱり無線 LAN は認識しなかったので、メイン基盤ごと
入れ替えることにした。
ちょっと手間取ったのは無線 LAN モジュールの配線。
向かって右側面のメイン基盤から本体後ろ側をまわって
左手前の方まで来ていたので、同じように取り回すのが
ちょっと面倒だった。
一通り組み終わってから、電源を入れ直してテストページ
を印刷したり、無線 LAN に接続できることを確認したり
して作業終了。
最初にジャンク品で分解のコツを掴んでから、実際に
2610 側を組み上げ終わるまでにトータルで5時間位
掛かった。
人件費ベースで考えるとそんなに安上がりじゃないものの、
なかなかおもしろかった。
# にしても良く考えられた設計だなぁと分解しながら感心した。
はじめまして。
うちの2610もカートリッジをおさえる針金、外れました。
何とかはめてみましたが、だめでした。
ここのところが、2610の脆弱性のようですね。
電源入れ忘れたままインクの交換しようとした自分が悪いのですが。
by jouyous junkii (2009-08-03 10:40)
コメントどうも。
針金を抑えているプラスチックの出っ張りがもろいので、これが取れちゃうとどうしようもないですよね。
うちも壊れるまでは使い続けますが、さていつまでもってくるのうやら^^。
by kazu (2009-08-18 22:12)