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rpm の作り方: (3) spec のテスト [Vine Linux]

ちゃんとビルドできることが確認できたら、とりあえず %files セクションより
前までを書いていく。

具体的には、Header 部分の Summary や %description から始まって、
%prep、%setup、%build、%install まで。
少々面倒でも Summary や %description には -l ja で日本語訳を入れる
ようにしておくと後々楽なのでお薦め。

で、ここまでできたら後は spec に沿ってパッケージがちゃんとできあがるか
テストしていく。

自分が良くやるパターンはこんな感じ。

  1. まずファイルの展開や patch の適用等が上手くいく事を確認
    $ rpm -bp hogehoge.spec
    
  2. 次にコンパイルに成功することを確認
    $ rpm -bc --short-circuit hogehoge.spec
    
  3. その後、${RPM_BUILD_ROOT} にファイルをインストール
    $ rpm -bi --short-circuit hogehoge.spec
    


もし途中でエラーが出たら、spec を修正しながら同じステップを繰り返し、
エラーが無くなるまで実行する。

で、ちゃんとインストールまでいけたら、

$ find /path/to/RPM_BUILD_ROOT/


としてインストールされるファイルを確認し、%files セクションに記述してやれば
spec のできあがり。

最後に再確認の意味も含めて、

$ rpm -ba hogehoge.spec


としてバイナリとソースパッケージを作成すればOK。


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